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インプラント

永久歯は一度失うと再度生えてくることはありませんが、インプラント治療を行い人工の歯を利用することで、本来のかみ合わせを取り戻すことができ、適切なメンテナンスを行えば、以前と同じように食事を楽しむことができます。

インプラントは何年くらい使い続けられるのか疑問に思う方も多いと思います。インプラント治療を受けた方についての研究によると、術後10年後にその歯が使える(痛みや異物感が無く、周囲に感染症が見られないなど)割合は上下の歯ともに95%以上です。

インプラントは日本だけでも40年以上の歴史を持つ研究であり、その技術は日々進化しています。医師の技術力が重要なことはもちろん変わりませんが、現実的な治療法のひとつとして確立されていることも確かです。

「人口の歯を埋め込む」というイメージや、「手術」という言葉を怖いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。患者様の不安を取り除き、安心してインプラント治療を受けていただけるよう、CTで撮影した画像を見ていただきながら治療の流れについてご説明しておりますので、小さなことでもお気軽にご相談ください。

インプラントのメリット

  • 安定したかみ合わせを保つことが可能
  • 失った歯の数が多くても、かみ合せの力が回復する
  • 自分の歯のように見た目がきれいにできる
  • 定期的なメンテナンスにより10年以上保つことも可能

インプラントのデメリット

  • ある程度、治療期間が長期である(術式、症状により短期の場合もあり)
  • 状態によっては手術をできず、インプラントを適用できない場合がある
  • 1本単位の価格なので、比較的費用が高額になってしまう
  • 来院した上での定期メンテナンスが必要

インプラントは自費診療のケースがほとんどですが、医療費控除の対象になりますので、費用面での負担を軽減できる可能性もあります。ご家族や医師とよく相談して治療を行っていきましょう。

インプラント治療の流れ

1初診
まずはご来院いただき、当院でのインプラント治療についての概要をご説明いたします。簡単な口腔内診査、レントゲン検査、歯型模型採取、手術についての説明、費用についての説明、手術後についての説明等を行います。
2精密検査
確実な治療を行うために、口腔内の状態、顎骨の状態等を詳しく検査します。院内にてCT撮影を行い、正確な顎骨の状態を把握します。全身状態の把握も重要ですので、必要な場合は、他科の受診や、主治医があれば情報提供をお願いしています。
3診断・治療計画の説明
検査の結果に基づいて、最適な治療計画を立てます。どの部位に、どんな長さ、径のどんな種類のインプラント体を埋入するかなどを考えます。必要に応じて、インプラント手術以外の治療をご提案する場合もあります。
4前処置
手術を行う以前に、口腔内を清潔に保つための歯石除去、清掃、ブラッシング指導を行い、必要な場合、虫歯の治療を先に行います。歯が失われてしまった口腔内は、咬み合せが不良になっていることも多く、全体の咬み合せの状態の改善が必要な場合もあります。
5手術
基本的には、当院にて局所麻酔(通常歯の治療の時に行う麻酔)で手術を行います。症例に応じて詳細の手術方法が変わりますので、治療計画の説明時にお話しさせていただいています。例えば少量の骨移植、あるいは顎骨の幅が不足の場合は骨を割って、骨幅を広げる方法等です。そのほとんどを、自院にて局所麻酔下で行いますが、病院の手術室で行うべき骨造成が必要な場合は、病院の口腔外科へ紹介いたします。
6治癒期間
手術をしてからインプラント体が顎骨に十分生着するまで、術前処置を継続しながら3~6か月待ちます。十分生着したら、上部構造(咬む歯の部分)を作ります。
7上部構造
インプラント体が顎骨にしっかり生着したら、型取りをして、実際に咬む歯の部分を作製します。長期にわたって良好に機能させるために、精密な型取り、咬合状態の記録、精密に仕上がっているかどうかの試適などを行います。
8メンテナンス
インプラントは永久に悪くならないものではありません。天然の歯が歯周病にかかるように、清掃状態が悪ければ、インプラントも周囲炎といって、歯周病のような状態に陥ります。これを防ぐために、常に点検、清掃を行っていかなければなりません。当院では基本的に1~3か月に1度来院していただき、状態のチェック、清掃を行っています。

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